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iPad やiPhoneをApple TVで視聴するには?設定方法や必要な機器を紹介

iPadやiPhoneで動画を楽しむ機会が増えてきたと思いますが、画面を眺めている時間が長くなると小さな画面では物足りなかったり、細かい部分が見えづらかったりして目が疲れてきたりしますよね?

そんなときApple TVがあれば大画面のテレビやモニターでiPadやiPhoneの映像を楽しむことができます。

しかし慣れていないとApple TVは購入したものの肝心の設定方法がわからないという方もいると思いますので、今回はわかりやすく簡単に設定方法や設定前にあらかじめ準備しておくべき物を紹介していきます!

はじめに|設定前に準備しておくこと

はじめにこちらを手元に用意しておく、もしくは準備しておいてください。

・個人利用のインターネット回線

・HDMIポートのあるテレビ、またはディスプレイ

・Apple TV本体

・HDMIケーブル

・iPadやiPhoneの設定

動画視聴に快適なインターネット回線速度は

Apple TVを利用するという方の自宅にはすでにインターネット回線が備わっているという場合の方が多いと思いますが、これからネット回線を用意するという方や乗り換えを考えている方は参考にしてみてください。

動画を視聴するにあたって、もちろん画質が良くなればなるほど必要な回線速度が増えていきますが、現在利用中の回線速度がどのくらいかわからないという方はGoogleの検索サイトで「internet speed test」と検索してみてください。

するとインターネットの速度テストが表示されると思うので、そのままテストすれば現在使用している回線の速度が判明します。

画質ごとに推奨される通信速度はHD720pで約5Mbps4Kなどの高画質で約20Mbps程度なので余裕をもって通信速度が25Mbps以上あるならどんな画質でも快適に動画を視聴することができますね。

回線速度が遅いと画面がカクついたりして非常にストレスがたまります(笑)

工事不要の某回線など、「実はこんなに回線速度遅かったんだ!?」なんてこともあるかもしれないので一度チェックしてみるといいかもしれません。

ディスプレイはHDMIポートがあればOK

基本的に現在販売されているテレビやモニターにはHDMI端子が標準装備されているので、お持ちのテレビやモニターの脇や背面を調べてみると差込口があり「HDMI」と記載されていればそのまま使用できます。

ただ、あまりにも年季の入ったものだとHDMI端子のないものもあるので、その場合は別に新しくモニターを用意するなどの対応が必要になります。(実際、我が家にあった20年物のテレビには見当たりませんでした(笑))

「ディスプレイを新しく買い換えるよ」という方のなかにはディスプレイと一緒にHDMIケーブルが同梱されている場合もあるので、よく確認して二重購入にならないように注意しましょう。

HDMIケーブルの選び方|Apple TVのに機種ごとに対応ケーブルが違う

Apple TVはHDMIケーブルが別売りなので、このケーブル選びが一番の難所と言っても過言ではないかもしれません。

お持ちのApple TVの機種によって対応しているケーブルが違うので機種ごとに対応ケーブルを一覧にしてみした。

Apple TVの機種推奨されるケーブル
Apple TV HDHDMI 1.4
Apple TV 4K(第1世代/2017)HDMI 2.0a
Apple TV 4K(第2世代/2021)HDMI 2.1
Apple TV 4K(第3世代/2022)HDMI 2.1

画質の上限はモニター側の性能で決まってしまうので、お持ちのテレビやモニターが4Kに対応していない機種であればApple TV 4Kを購入して対応ケーブルを使用しても4K画質にはならないので気をつけてくださいね。

モニターの画質がHDまでならHDMIケーブルは1.4を用意しておけば問題ありません。

今は4K対応のモニターも手頃な価格で手に入るものも増えてきているので今後買い替えを検討している方はケーブルも上のバージョンのものをはじめから選んでおいても大丈夫です。

HDMI 2.0a以上なら4KやHDRにも対応しているので、HDMI 2.0aを買っておけばどの世代のApple TV 4Kでも最高画質で視聴できます。

HDMI 2.1は現在販売されている規格で最も伝送速度が速いです。どのくらい速いかと言うとHDMI 2.0aの18Gbpsに対してHDMI 2.1は約2.6倍の48Gbpsと段違いに速いです。

今は4Kが主流ですが、遠くない未来で8Kが主流になる時代がくるかもしれないのでスーパーハイクオリティで動画を視聴したい方やハイスペックゲームを楽しみたい方はHDMI 2.1の購入を検討してみてもいいかもしれません。今は価格も買い求めやすいものが出回ってきているのもいいですね。

iPad・iPhoneを最新バージョンにする

・iPadやiPhone のiOSを最新バージョンにアップデートしておく

古いバージョンだとエラーが起きる可能性もあるのでiOSはできるだけ最新のものにアップデートしておきましょう。

iCloud.comにApple IDでサインインして、Apple IDで2ファクタ認証を有効にしておく

・iCloudの設定からiCloudキーチェーンを有効にする

Bluetoothを有効にして、自宅のWi-Fiネットワークに接続する

接続・初期設定の方法

事前準備が終わったらいよいよ接続開始です!

接続方法

まずはApple TVとモニターを接続していきます。

・Apple TVと付属の電源ケーブルを接続し、電源と接続する

・用意したHDMIケーブルをApple TVに接続して、ケーブルの反対側をテレビやモニターについているHDMIポートに接続

ご覧になりたい画質によって必要なApple TV、HDMIケーブル、モニターが異なるので画質に対応した製品を用意してください。

HDMIケーブルは下位互換も可能なので最上位のHDMI 2.1を購入しておけば、全ての画質に対応可能なので間違いありません。値段も下のバージョンと比べてもほとんど変わらないのでおすすめです。

初期設定

1.テレビやモニターの電源を入れ、Apple TVと接続してあるHDMI入力画面を表示する

2.Apple TVの電源を入れ、リモコン中央にあるボタンを押すと初期設定の画面が起動します

あとは案内の通りに作業を進めていくだけなので落ち着いて作業しましょう。

言語と国/地域の設定

3.リモコンを操作して使いたい言語と国/地域を選択する

Apple IDでサインインする

4.「iPhoneで設定」から自動で必要情報を入力

次にApple TVの設定作業でApple IDやWi-Fi等の情報を入力するのですが、iPhone(iOSデバイス)にそれらの情報があらかじめ登録されていれば「iPhoneで設定」を選択すると自動でApple TVの設定を終わらせてくれます。

もし、iPhoneでの設定がまだの場合はリモコンから手動で入力できます。

が、今回は「iPhoneで設定」の場合で作業を進めていきますね。

5.iPhone(iOSデバイス)のロックを解除して、自宅のWi-Fiネットワークに接続

6.Bluetoothをオン状態にして、iPhone(iOSデバイス)をApple TVに近づける

デバイスをApple TVに近づけると「新しいApple TVを設定」という表示が現れるので「設定」を選択して次に進んでください。

7.認証コードを入力する

Apple TVに接続してあるモニターに認証コードが表示されるので、デバイス側の方にも同じ番号を入力してください。

8.Wi-FiやiCloudを自動設定

あとは必要情報が自動的に入力されるのを待っていればOKです。以上でApple TV本体の設定はおしまいです。

お疲れさまでした!

Apple TV Remoteの設定

最後にApple TV Remoteの設定作業ですが、これは何か?簡単に言うと予備のリモコンです。

設定しておくと何らかの事情でリモコンを紛失したり故障したりした場合でもデバイスからApple TVを操作できるので、もしものときのために登録しておくと便利です。

Apple TV Remoteを使用する際はデバイスのコントロールセンター画面から簡単に使用できます。(機種によって上下異なる場合がありますが、デバイスのホーム画面をスワイプしたら出てきます)

パスワードやその他設定

アプリやコンテンツ購入の際に要求されるパスワードの設定やSiriなどの音声入力情報や位置情報などの設定をカスタマイズできます。

が、パスワードは必要がない場合「要求しない」こともできます。

小さいお子さんも利用するようであれば設定しておいた方が安心ですね。

TVプロバイダの設定

Apple TVから対応しているTVのプロバイダにサインインすることができますが、調べたところ現在日本には対応しているプロバイダが1社もないということが判明しましたので、プロバイダ設定に関しては「今はしない」でスルーしてもらって大丈夫です。

まとめ

以上、Apple TVの設定方法を紹介していきました。

普段からiPhone等を触っている方なら一瞬で作業が終わると思いますが、HDMIケーブルの種類だけは間違いやすいのでよく調べてから購入してくださいね。

それでは大画面での動画ライフをお楽しみください!

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